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公園で教わったこと

独り言

はばたくばかりが飛び方じゃない

鳥が飛んでいるのを見たことのない人は
いないだろう。

先日、桜の開花状況をチェックしに
自転車を走らせていたときのこと。

じっくり観察する機会があった。

 

羽を動かさない飛び方もある

とある公園で水分補給をしていたら
桜並木の上空をはばたかずに
浮いていくカラスをみた。

ちょうど近くには団地があり、
上昇気流が発生していたのかもしれない。

 

カラスは羽の位置を固定した状態で
ゆらゆらしながら、それでいてバランスを
とりながら高度を上げていく。

見ていると別のカラスも加わって、
斜め横に並ぶように浮かんでいる。

そして十分に高度を上げるとすーっと
またもや滑るように水平方向に飛び
視界から去っていった。

 


カラスは十分な大きさがあり、
つかまえることができたとすれば
それなりの重さだ。

そう考えるとあれだけのものがすっと
浮かび上がるのが何とも奇妙にも思えた。

 

一方で飛行機だって飛ぶんだから・・と
思考が働いたのも事実。

けれど、カラスが2羽ともこちらを
じっと見ているような気がして

視界から消えるまでの間、
熱心に見続けてしまったのだった。

 

飛び方の教室

カラスとにらめっこしている間に上昇して
いったのは「帆翔」「ソアリング」という
飛び方らしい。

トンビがグルグル回りながら上昇していく
あの飛び方だ。

 

その後滑るように移動したのは
「グライディング」と呼ばれる飛び方。

いわゆるグライダーの飛び方である。

決して「ばっさばっさ」と
羽を上下させて飛んではいない。

 

時には筋力をフル活用するときも
あるのだろうが、自然の条件を生かして
楽々と飛ぶ様子を見せてくれた。

実際そんな気がしたのだ。
何かが自分の心に響いたのを感じた。

 

流れをつかむ

親や学校からあるいは書籍などから
「努力が大事」と教えられてきたし、
子どもにもそう伝えてきた。

懸命に努力しなければ成功できない。
人より抜きんでるには汗をかかなくては・・と。

 

しかし今日のカラスをみていて思ったのは
それだけではないということ。

自分じゃないところの力を借りたっていい。
羽を動かさずにそこにあるエネルギーを
つかんで飛んだって何の問題もないのだ。

飛び続けていれば、探し求めるものが
見つかるかもしれない。

 

達人から学んだこと

人間はカラスよりどう見たって
高等な存在だろう。

カラスに許されて、私たちに許されない
なんてことあるだろうか。

もちろん、飛ぶことを躊躇して
翼を広げなければ飛ぶことはできない。

高度が上がってから
翼を閉じれば落下するばかりだ。

やはり飛ぶにはある程度の覚悟がいる。

 

でも・・。

時には周囲を見渡して、
使えるものは使ったらいい。

省エネの方法を見つけたなら、
もっと大事なことに頭を使ったらいい。

風が強ければ、翼を大きく動かさなくても
流れに乗っていけることもあるだろう。

 


沈没しそうな傾いた船に乗っていれば、
我先に脱出を試みるはずだ。

だが日常的にそういうことが起こることは
極めて少ない。

そんなことのためにひたすら努力を
していないか。

努力し過ぎて自分を痛めていないか。

「もっと気楽でもいいんだよ。力抜いたらどうです?」

そんなことをカラスから教わったのだった。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。